今日はサイゼリヤで三時間粘って、坂の上の雲二巻を一冊読みました。
秋山真之は要点だけを抜き取る才能があり、読書も概ね速読だったようです。
一冊の本の中で一、二ページ覚えているところがあれば良い方だったと書いてありました。
軍人だからこそそういう性質は大変生きて、後の日本海海戦での勝利を得たわけですが、

正岡子規が日清戦争に従軍していたことは知らなかったです。わずか一か月のことだったようですが、その無理がたたって病気を大変悪くしています。

なんか当時の人たちのまっすぐさが書かれていて、今ほど無駄に悩んだりしないんだなあと感じました。というか書かれていました。明治って日本史の中でもすごく面白い時代だなあと思いました。

帰ってからはその勢いで小説を書きました。二千四百文字書きました。一角オフまでに完成させられるといいなと思っております。
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本日二度目の日記。
久々に書評記事書いてみました。

 こんにちは。佐久本庸介です。
 今回紹介させていただくのは市川拓司・作「いま、会いにゆきます」です。
 映画が大ヒットして、主演同士が結婚したことでも有名な作品ですが、原作もそれに劣ることのない良作です。
 シングルファーザーの親子の生活から物語は始まるのですが、お父さんの方は脳に障害を負っていて、密閉された空間に耐えられません。なので電車にも乗れません。息子もそれをわかった上で、たとえば映画館に行きたい時は送ってもらった上で一人で観るのです。
 お父さんは奥さんのことを忘れないうちに、奥さんのことを書いた物語を書きたいと思っています。しかし脳の障害は記憶にも作用していて、お父さんは記憶を留めていくのが苦手です。この縛りの効いた現実が彼に立ちはだかっているのです。
 そんな親子の前に、ある日、死んだはずの奥さんが姿を表します。
 奥さんは記憶喪失ではありながら、徐々に家族として生活していくのです。
 記憶以上に、今そこにいる現実は親子にとってどれほど貴重なものでしょう。
 お父さんは、小説として書くはずだった奥さんの「物語」を、毎日語り続けます。
 それによって奥さんは、営んでいた生活を取り戻していきます。
 そして語り終わった物語の先には、意外なからくりが待っていたのです。
 この小説、三百ページ以上ありますが、読みやすいのでさほど苦労もせずに読めると思います。
 映画を観ていない方にもオススメです。是非ご一読を!

五十嵐貴久の「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」を読んだ。
オバさん四人がバンド組む話。出てくるキャラがみんなダメ人間で、
でもいい人たちで、しょーもないなーと思いつつも成功に向けて進んでいく。
いい話でした。

寄せ集めが一つのことを成し遂げるって王道だけど、現実には寄せ集めはなかなか
身を結ばないですよね。てゆうかなかなかみんな自分を捨てて頑張らないですよね。
自分を捨てられないから主張して、結局方向性を見失うんですよね。
むしろ選りすぐりの方がよほど実を結ぶ。
夢、ってことなのかなあ。

だから僕は身近にいる全力で頑張っている
人に協力したいなあと思うわけです。自分には引っ張っていく才能がないことが
嫌というほどわかっているので。

武士と世間という本を読んだ。
武士は戦場で華々しくすることを本願とし、主君に殉じて死ぬのも誉れとされていた。
それはそれとして、死ななかった人間に対してはどうなるか、なんと軽蔑の対象にされるのだ。
死ぬのは立派だとして、死ななかったことを陰に批判するとは、今から考えれば
とんでもない話である。でも戦時中のことを考えると、結構最近までそうだったのではないか、
いや、今だって三万人の自殺者に関係しているというのは考えすぎだろうか。
武士道って凄くかっこいいと思う反面、人を殺す文化でもあったのかと感じてしまう。
もちろん武士道が発達したのは時代の中で必要だったのだろう。ただ、今となってみれば
サムライブルーとか言って良いとこどりしていたほうが良いなと思う。

エクセルで解答用紙を作って、自動車学科の問題を少しやった。まだ一割間違える。
教習所のテストで一割間違ったら落ちるので、みっちりこなして満点を取れるようにしないと。

春秋戦国志、全三巻。一冊400ページくらいあるからなかなかに長い小説でした。
昔、性善説を説いた孟子と性悪説を説いた荀子について、孟子はきっとイケメンだったから
みんな良い人だと思って、荀子はブサイクだったから人の性が悪だと思ったのだろう、と
書いた方がいました。それはそれでなかなか面白い見方なのだけど、そもそも孟子が説いたのは
徳による「倫理」であり、荀子が説いたのは人は元々悪い性を持っているから礼によって抑えなければならないという「政治」の問題でした。だから二つを比べるのはなんの意味もないんだよ、ということが書かれていて、なるほどなあと思いました。

凄くくだけた文章なのに、読み進めるのはかなり時間がかかりました。圧倒的な中身があるから
退屈は全然しなかったけれど。

思えばローマ帝国より二百年も早く帝国や官僚制度を作ったのは中国だった。ただそれが十五年しか続かず、その後は真に独創的な政治は毛沢東を待たねばならなかった。と最後に書かれていました。この辺は完全に理解しきれていないのですが、なるほどと思うところもあります。
中国は一度春秋戦国時代に回帰しなければならない。とも書かれていました。ここまでくると
どうなることやら想像もつきませんが。

近年日本にとっては驚異でもありますが、果たして東洋ルネサンスが起こる時が来るのか、という新しい興味がわいた次第であります。
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