部屋にテレビを置きたいので、とりあえず部屋の片付けをして、レイアウトもいじってみた。
無駄なものを減らすと、大分スペースが確保できた。テレビは小さい19インチくらいのを買いたい。
録画方法をレコーダーにするか外付けHDDにするか悩みどころ。

昨日の疲れが残っていたのか、やたらと寝てしまった。生活習慣戻さないとなあGW過ぎたら
教習所に行きたいし。

ノンデザイナーズ・デザインブックを読み始めている。この本すごくいい。
ネット上でこの本を噛み砕いて説明しているサイトは結構あるのだけど、
本家のわかりやすさには勝てない。
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寿司1

寿司2

寿司3

東京に一泊二日で行ってきました。
で、寿司屋に行ったわけですが、途中体調が思わしくなかったせいか、
写真撮るの忘れちゃいましたよ。これは悔しい。
でも寿司は滅茶苦茶美味しかったです。ウニは回転寿司のペンキみたいなものとは
比べ物にならないくらい甘く瑞々しい。いくらは張りのある皮がプチプチ弾けるし、
トロの深みのある味は名店ならではだと思いました。
悔しいんで、店の外を写して貼っておきます。僕は一番高いセットを食べました。

その後友人の家でゲームをやり放題遊びました。WiiUはすごいです。
ソフトがもっと出れば名機として名を残すポテンシャルはあります。
もっと安くしてソフトが増えないかなあ。

今日は速読の勉強をした。
「はがない」みたいな内容が軽い小説ならば一分間に三七ページ、大体二万文字くらい
読んでしまう。しかし理解力より目が先に行っている感はある。
それでもある程度の理解はある。
速読を勉強すること自体は直接教養を深めるものではないので、
だんだん意識が遠のいてしまうが、この効果には驚きを隠せない。
あと一三回。いい加減クリアしないとなあ。

ここのところWEBの勉強がなかなか進まない。
デザインサイトなんかを見て回ったりしているうちに時間がどんどん過ぎていく。
必要なことかもしれないけれど、前に進んでいる気はしない。

ノンデザイナーズ・デザインブックという本が評判いいので注文してみた。
全然センスのない僕にはぴったりの本かもしれない。
何げに給料が入ったから本にどどんと使ってしまったよ。

もうちょっと活動量をあげたいと思う。

ネット上での交流があっても、久しく会っていない友達って結構いる。
今日はその友達とご飯を食べに行った。男同士なのでファミレスとかで気軽にいける。
なかなかこういう機会はないし、会話も非常に弾んだ。とても楽しい時間だった。
あと思うのだけど、自分の持っている材料だけで考えていると限界がある。
実際に会って話すことで別の考えに触れることができて、凄く考えが広がった気がする。
少なくともそういう感覚がある。
文字の情報は溢れているけれど、生身のコミュニケーションはそういうわけにもいかないよね。


『挫折の先』

 僕はパソコンの勉強をするとき、DVDを流し、音だけ聞く。そのために中古のDVDをいくつか買ってみたが「キッズリターン」と「遠い空の向こうに」のどちらかを流すことが多い。
「キッズリターン」はあの北野武監督の名作だ。挫折し、落ちぶれても、まだ先があるということを教えてもらった。
「遠い空の向こうに」はNASAのエンジニアの自伝だ。アメリカの高校生がロケット実験を成功させ、サイエンスフェアで優勝するサクセスストーリーである。
 NASAのエンジニアと自分を比べるのは無理があるが、それでも熱い思いになれる。頑張りたいという気にさせられる。
「おう、頑張ってるか」
 兄貴が仕事から帰ってきた。
「デザイン作ってたよ、どうかな」
「んーだめだ」
「そうか」
 兄貴は本職のデザイナーである。彼がそういうのだから大いに欠陥があるのだ。
 僕はWEBの勉強が好きだが、取り組んでいるわりに物にならない。
 それでも、どこかで勝ってやりたい。
 月に一度、福祉施設でパソコンボランティアが開かれていて、障害者手帳を持っている僕には参加権があり、頻繁に参加している。本当は僕が教えてほしいのだが、中途半端にパソコンができるせいか、教える側に回らざるをえない。
 Wordで挨拶文を作る方法。Excelで領収書を作る方法。簡単なパソコン操作など、色々と聞かれる。
 生徒たちが順調に勉強を進めているとボランティアは暇になる。僕は空いているパソコンに自分のデータをいれて、ホームページの微調整をはじめた。
 ださいのはわかる。作っている最中は最良の選択をしているつもりでも、完成してみると悪いところばかりが目についてしまう。
 かっこいい海外サイトを参考にしながら作ると多少マシになるが、劣化版にしかみえない。
 ある人によると、僕の作品は一目で僕が作ったとわかるらしい。それはなにを意味するかというと「全部同じ」ということだ。
 きっと僕はWEB制作が好きだけど「得意」ではないのだろう。得意でないことをなんとかしようと空回りしている感がある。
 でもどうだろうパソコンボランティアの生徒たちは、得意ではないことを必死で覚えようと頑張っている。身体すら満足に動かせない人でも、工夫を凝らして文字を打っているのだ。
 だから得意じゃなくても諦める理由にはならない。むしろ己に負担をかけるのは志の方ではないか。
「これ凄いですね。ホームページですか」
 見慣れない若い女性が話しかけてきた。少し身構えてしまったが、どうやら新しいボランティアだった。
「ええ、稚拙な作品ですが」
「そんなことないですよ、でもあえていうと」
 女性がメニューバーに指をさし「今どこのページにいるか、わかりやすい方がよくないですか?」といった。
「ああ、確かに……」
 僕はメモ帳ツールでその部分を直した。
 女性は昔、デザインの仕事をしていたらしい。本当は質問責めにしたかったが、彼女もいろいろやりたいことがあるだろう。自重して作業に戻った。僕は昔から人に依存しすぎるところがあった。
 不意に、胸が苦しくなった。僕の不調のサインは突然訪れる。こうなるともう家に帰って寝るしかない。
「帰りますね」
 インストラクターにそう告げると、僕は福祉施設を後にした。
 バイクで速度を落として帰る。家に戻ると飼い犬のコロがフェーフェーフィーフェーと鳴いていた。散歩に行きたくて仕方がないらしい。
 少し具合が悪いので、目を腕で押さえながら横になった。
 こうやって寝ているときが一番辛い。こういう時の僕にとって、休むとは具合の悪さと真っ向から戦うことなのだ。
 寝なければ治らない。しかし治るまでは苦しい。脳の異物感にノイズのように歪む視界。胸にまとわりつく不快感。いつも死を意識する。
「まあ、死ぬときなんてみんなこんなものかね」
 一時間経ち、ようやく独り言をいうくらいの余裕が出てきた。散歩用のジャージに着替え、コロを連れて散歩に行く。
 秋田犬のコロはでかい。ジブリの「もののけ姫」にでてくる「モロの息子」くらいの風格はある。
 今は亡き父は我が家の三男坊といっていた。僕としては弟ができたという感じはしないが、父の意志は尊重したいところである。
「お父さん、お前のこと三男坊だっていってたぞ」
 無駄に呟いてみる。犬には人間でいえば赤ん坊くらいの知能があるらしいので、ある程度はわかってくれるかもしれない。
 父が再起不能になった夜。コロは人が泣くように長い間、鳴いていた。コロにとってはあのとき父が死んだのだろう。
「お父さん、お前の嫁さんまで探してたんだぜ」
 僕はさすがにそこまで面倒見切れなかった。自分の彼女すらできないのにコロの見合いなど考えられない。申し訳ないところではあるが。
 町内を一周し、コロのフンをフン入れに回収したところで、家に戻った。
 同窓会の案内が居間の机の上に置いてあった。ビリビリと破いてゴミ箱に捨てた。
 昔のことなど思い出したくもなかった。それに比べれば今は悪くない。
 取り返しのつかない重荷を抱えていても、過去は過去なのだ。
 自分の部屋に戻ると、パソコンをつけて「遠い空の向こうに」をプレーヤーに入れた。
 聞きながら作業をしていると、作中で一番好きな場面がやってきた。
 一人先を行く主人公に、仲間三人が追いかけてくる。
「教えてくれ、ホーマー。俺たちがサイエンスフェアで優勝する確率は?」
「百万分の一だ」
「高確率だな。なぜそれを言わなかった」
 志はときに負担になる。でも、このシーンをみていると、涙が出てくる。
 僕は彼らみたいに少年ではない、むしろ挫折の先を描いた「キッズリターン」に通じるところがある。
 それでも、いつか僕もピカピカのロケットを飛ばしたい。どんな形であろうとも。

『黄金時代』

 美しい女性と目があうと、僕はいつもあらぬ方向に目を向けてしまう。
 目をそらさなければ、ギョッとされるのは目にみえているし、そらせば不審に思われる。
 他の人の様子を観察してみたが、僕のように変に意識しているようにはみえなかった。
 僕はもうすぐ三十になる。もっと若い頃は、きっとそのうち慣れていくのだろうと思っていたが、一向にその兆しはみえなかった。
 僕は意識した分だけ女性に怖がられる。いつしかそんな性質を持つようになった。

 障害者生活支援センターという施設に八年前から通っている。そこにいて特別なにかあるわけではない。家でひきこもっているよりマシなのだ。
 机の上には、本が二冊、ポメラという電子メモ、資料ファイルが置いてある。最初に読書をして、余った時間にポメラで小説を書く。
「あら、凄いねえ、このマシーン」
 老婆が声をかけてきた。マシーンというのはポメラのことだろう。
「へえ小説書いてるの、努力家だあ」
「はあ、どうも」
 僕はどうにも対応の仕方がわからず、適当な返事をした。しかし、老婆がしきりにポメラを覗きこみ、自分の孫の話をしはじめると、だんだん煩わしくなってきた。
「夢をみるのは大変だよ。ほどほどにしないとねって、孫にもいってるの」
 そういって老婆は顔見知りをみつけたのか、向こうの机にいってしまった。
 ん……今、さりげなく夢を否定されたか?
 まあ、いいか。別段むかつきもしなかった。世の中にはいろんな形の夢があっていい。
 そういえば、あの老婆や男と目を合わす分には、なんら臆することもなかった。逆に美女に対しては二年間、顔を合わせていても、全然慣れないし怖がられる。これはいったいどうしたことだろう。
 彼女にしたいなんて思っていないのに。ただ普通にしていたいだけなのに。
 きっと本能のせいだ。僕が普通にしていたいと思っても、本能はかわいい女の子がみたい、みたいよ! と動いてしまう。本能には逆らえない。情けないことである。
 俗説では男が二十五歳を超えて童貞だと魔法使いになれるといい、某ハードボイルド作家はとりあえず風俗にいけという。きっと重大な境目なのだろうが、僕はもう考えるのも嫌になった。
 自分が女性と身体をあわしている姿が想像できない。こんな考えを持っている時点で駄目なのだろう。
 昔、何回かデートした女の子からは未だにメールが来る。酷いふられ方をしたが、友達としてならつきあっていきたいのかもしれない。二行くらいのメールでやりとりする。
 ポメラのキーボードを打ち続けると、三千文字ほどのまとまった文章になった。
 町田町蔵は中途半端に文章かじった奴の小説が一番つまらん、といっている。僕がまさにそうだと思った。ここのところ原稿用紙三十枚ほど書いた時点で、あまりのつまらなさに絶望し、中断してしまう。ときにライトノベルを書いたと思えば挫折して、全く関係ない私小説を書いていた。とても真面目に頑張っているとは言いがたい。
 小説以外にも、打ちこんでいることはある。WEB制作だ。しかしこちらは小説よりかんばしくない。デザイン力は素人レベルで、技術力も同様である。ネット上では僕より余程できる人がいくらでもいた。できない人を探す方が苦労した。
 二年間、仕事をしてきた。病を抱えながら、なんとか騙し騙しやってきたが、症状が酷くなって辞めることになった。
 世話になっている人たちから、頑張ったね、といわれた。誰も責めはしなかった。
 次どんな職につくかはわからない。WEBの仕事は無理だと思う。それでも今は好きなことをやっている。
「佐久本さんじゃないですか」
 一年後輩の大原君が声をかけてきた。僕より一回り大きな身体をしているが、おっとりとした性格でいろんな人から愛されている。
「久しぶりですね。どうしたんですか」
 大原君がそういってショルダーバッグを机に置く。
「いや、仕事辞めちゃってね。今、暇なんだ」
「そうなんですか」
 大原君とは僕が昔、通っていた施設で知り合った。爺さん婆さんばかりで若い人は少なかったので、よく話した。
「佐久本さん、今年、卓球大会負けちゃいましたよ」
「聞いてるよ」
 昔、僕は大原君と一緒に病院対抗の卓球大会で優勝したことがある。県下の患者の数は結構多いので、体育館を借りて本格的にトーナメント戦が行われた。僕らは狂ったように勝ちまくり、病院にトロフィーを贈ることができたのだ。
「あの頃が黄金時代でしたね」
 黄金時代。そういえばそんなこともあった。過ごしているときは鬱屈としていて、前がみえなくても、結果が残れば輝かしいものなのか。
「佐久本さん、もう施設にはこないんですか?」
 あの時は施設に通うしかなかった。自分にとっての居場所も、友達も、好きな女の子も、あそこにしかなかったのだ。
 あの頃も、女の子と目を合わせられなかった。
「いかないよ」
「えーそうかあ」
 大原君が残念そうに目を下げている。
 施設にいたから好きな女の子とも接することができた。卓球で(県下の病院施設の)頂点に立てたし、就職することもできた。
 だからこそ戻ってきてはいけない。先に進まなければならぬ。
「佐久本さん、3DS持ってます?」
 3DSとは任天堂が出した携帯ゲーム機のことだ。
「家にあるけど。大原君持ってんの?」
「マリオカートやってますよ。今度一緒にやりましょうよ」
 少年時代。ゲームさえあれば一日中遊べる時期があった。今では買ってもあまりさわらなくなってしまったが。
こういう場所で機会を設けて遊ぶのも、悪くないかもしれない。
 執筆に戻り、五千文字程、文章を打ち込んだ。すると胸に疲れを覚えた。
この感覚を僕は「サイン」と呼ぶ。これ以上やったら調子を崩してダメになる。病気の症状を表す目安だった。
 帰ろう。
僕は机に並べた創作用道具をビジネスバッグに詰め、支援員に挨拶をして外に出た。
 夕焼け空だった。
みていて涙が出そうになるくらい赤かった。足取りも速くなり、赤白のシューズでずんずん歩く。輝かしいと思った。
 バイク置き場でスーパーカブにキーを入れ、キックで起動させると、エンジンをふかし家に向かって走り出した。風に切られながら、過ぎ去っていく今に思いを馳せた。

空手とかやっていた時期もあるけれど、全然強くならなかった。
病気で最後までできなかったってのが一番だけれど、センスもなかった。
それでもまあ身体を強くするのは悪いことではないので、最近じゃごーやさんに教えて
もらったラジオ体操をやっている。
今日久々に棒を百回振ったら、腕がパンパンになり握ぎる力がなくなった。水滸伝的鍛錬法だけど、
本当に毎日続けたら筋肉つくな。なかなか継続はリズムを確立しないと難しい。

ネット上でホームページデザインをコピーして集めたり、用語辞典で本来のHTMLの意味を勉強したりした。こういう細かい部分が本当に抜けていて、読んでも理解できていない。このあたり読み込んでしっかり理解したい。そうやって理解すれば自信を持って説明できる。

今日は学校に行った。
本当に足繁く通っていると思う。古い顔は僕やBBさんくらいだ。
僕は僕なりに目的を持って行っている。
大変気晴らしになった。

家に帰ってからは友達のホームページを作っていた。
ほぼ完成。あとは見せて要望を聞く段階。
デザイン力、あげたいな。

友人のホームページを作らせてもらっている。
自分のホームページだけだと、条件の幅が狭いので、一つチャレンジしてみたのだ。
一回目のデザインはそれなりに満足してもらったけれど、だんだん稚拙な部分が
目立つようになってきて、再度デザインしなおしている。
どうすれば同じようなデザインから脱却できるのか、悩みどころだ。

今日は朝7時半に起きたけれど、やはり寝足りなかったか、また少しすると寝てしまった。
23時前には寝ているけれど、薬を飲むようになってから睡眠時間は相当長くなっている。21時とかにきっかり寝ないとダメそう。何かに没頭しているとついつい過ぎていってしまう。

昼に図書館に行った。十冊とか滅茶苦茶借りるのはやめて、六冊くらい慎重に選んで借りた。
外が暖かかったので、半袖Tシャツに麻のベストだけで十分だった。腕に日光があたると皮膚病にも良い。

祖母の葬儀が終わり、家に戻るとすぐに疲れて眠ってしまった。
寂しいと思った。昔は六人家族だったのが、今では母と兄と僕の三人家族。
これからどうなるかわからないけれど、大事にしていかなければならないと思う。

今日はとりあえず適当に休んで、明日から日常に戻る努力をしよう。

今日は通夜だった。祖母が納棺され、自宅と別れを告げた。
死後の世界に旅立つ際、御坊様から戒名をいただくのだけど、
祖母のイメージに合ったとてもいい名前をつけてもらった。
このセンスは流行など存在しない、不朽のものではないか。
明日は告別式。今日は少し疲れたから、早目に休んで体調を整えなくては。

祖母が亡くなった。まだ持つと思っていたのは甘かった。
死に顔はとても穏やかで、苦しみから解放されたのかと思った。
うちは二年連続で喪中になることになる。
流れとしては最悪だけど、二人共苦しみぬいた上でのことだからなんともいえない。
これから先、何日かは忙しい。仕事を辞めていて暇なのは
めぐり合わせなのだろう。
ただただ安らかに眠って欲しい。

今日は母と一緒に祖母の見舞いに行ってきた。
父が最期まで入院していたところと同じ病院である。
歳だから仕方ない、と思うしかない。
酸素吸入機をつけた祖母は最早意識があるかどうかすらわからなかった。
苦しいのだろう、そうに違いない。それでも今日明日に解放されるわけには
いかないはずだ。
外はいい天気だということを話した。一週間雨は降らないということも話した。
色々なことがあった。あまりいいことばかりではなかった。全て無に回収されるのだろうか。

午後はパソコンボランティアに参加した。
本格的にWEBの勉強をはじめたので、なるべく見聞を広めたいと思っている。
PC事業の大先生と話す機会もあって、色々と核心をついたご指摘をいただいた。
聴覚に障害を持つ利用者さんに、筆談でパソコンを教えたりもした。

できれば死ぬまでパソコンを使っていられたらいいと思う。
パソコンボランティアに参加している人たちは生き生きとしている。

今日WEBの勉強を再開した。
どこから手をつければいいのかわからないので、ちょっと怖がっていたけれど、
どこから始めてもいいと思ってとりあえずドリームウィーバーの使い方を復習した。
本職の人に勝つにはどうしたらいいかと思うけれど、やはりいろんなホームページを
作るべきなんだろうなあ。それこそ同じくらいの量を。
まあ時間あるし、いろいろ作ってみよう。

今日、バーミヤンで読書をしていたら、入学式帰りの親子がいるのに気づいた。
子供の方は、多分何度も着ないのだろうけれど、ピカピカの礼服がよく似合っていた。
夫婦は夫が尻に敷かれているのか、奥さんに写真の撮り方が悪いとさんざん怒られていた。
正直少し怖いくらいの剣幕だったが、子供は何知らぬ顔でおもちゃと遊んでいた。

僕は明日退職届を書きに職場まで行ってくる。今までの感謝を込めたうえで、
挨拶をしにいく。卑屈にならぬように気をつけたい。

 尾鳥先生が男と居酒屋に入っていった。かれこれ一時間、ずっと尾行している。ここは駅前の商店街だ。今にも飛び出して男を蹴り倒してやりたいが、横から肩を掴まれた。
「宇美川、あんたみっともないよ」
 クラスメイトの倉木美幸が口をキッと結び、俺を制止する。程よく大きい瞳のせいか、あまりきつい表情にはみえない。
「なんといわれようが構わん」
 俺は倉木の手を掴み二人を追う。
「ちょっと、なんであたしまで」
「お前が居なきゃ俺はただのストーカーなんだ」
「そうじゃなくてもストーカーだと思うけどなあ」
 そういいつつも、人づきあいの良い倉木はちゃんとついてきてくれる。ありがたいことだ。
 尾鳥先生と男は奥の席に向かいあって座った。俺と倉木は三つ離れた席に陣取り、飲み物を頼んだ。
「あの野郎、最初みた時から怪しいと思ってたんだ」
 男は井田悟という。前に一度、学園祭を取材にきたライターである。スーツ姿にジャケットを羽織った出で立ちはライターらしいといえなくもない。顔立ちは整っているが、鼻が低いせいもあって、かっこいいとは思わなかった。
 イベントが終わり、そのまま他人になるはずだった。しかし、こともあろうに尾鳥先生をデートに誘いやがったのだ。
「ちょっと大人げないよ。宇美川が尾鳥先生のこと好きなのは知ってるけどさ」
「好きなんじゃない、心配してるんだ」
 そうさ。間違ってもくっつきたいなんて思っていない。もっとも、倉木は言葉の裏をとるのだろうが。
「でもさあ、デートっていうけど、初デートに居酒屋はないんじゃない?」
「まったくだ。品性のかけらもないゲス野郎が」
「品性がないっていうより、浮き世離れしてるよね」
「表情も暗いしな、みてるだけでうんざりする」
「そうそう常に目線が下、きっと虐められてきたんだろうな」
 俺たちが井田悟のことをボロカスにいっている間、尾鳥先生が華奢な両手で中ジョッキを掴んでいた。小さな口でちびちび舐めていたと思うと、途中で勢いがかわり、一気に半分まで飲んでしまった。
「尾鳥先生結構いけるくちだね」
「うむ」
 にわかには信じられなかった。小柄で病弱な尾鳥先生があんな酒豪だとは。
「やばくない? たとえばさ、酔った勢いでホテルとか行っちゃったら」
「それだけは駄目だ!」
 思わず立ち上がった。周りの席の客が不審そうに目を向けてくる。俺は睨む倉木に頭を下げ席に座った。
「それにしても、飲むね。尾鳥先生」
 ジョッキは早くも二杯目を頼んでいる。遠目からも尾鳥先生の顔が赤くなっているようにみえた。いったいどこまで飲むつもりなのか。
 二杯目を飲み干すと、尾鳥先生はまた店員に何かを注文しているようだった。
 馬鹿な。三杯目だと。
 井田悟は目を泳がせている。あいつのペースではないというわけか。良い気味だ、とは思わない。
 二人の様子に見入っていると、店員が沢蟹の唐揚げと枝豆を運んできた。
 倉木がニコっと笑う。
「これあんたのおごりね」
「おい」
「女の子連れ回すんだからそれくらいの出費は当然。タダで済まそうなんてせこいよ」
「ちっ、わかったよ」
 そうは言ったものの、俺は財布に小銭しか入っていないことに気づいた。細かく計算してみると、足りない。
 倉木の財布に頼る算段をしていると、倉木が俺の手をたたいてきた。倉木の指差す方向に、さっきとは、うってかわって真っ青になった尾鳥先生がいた。
「いっぺんにあんなに飲むから」
「ああトイレに行っちまったぞ」
 やはり尾鳥先生は酒豪ではなかった。無理して飲むような嫌ことがあったのだろうか。
 すると井田悟が席をたち、こちらに向かってきた。
「おい、お前らなんのつもりだ」
 井田が不愉快そうに俺たちを睨む。
 気づかれていたのか。俺と倉木は顔を見あわせた。
「学園祭以来ですね」
 俺はすっとぼけるつもりで返事をした。井田が眉間を寄せるのがよくわかった。
「ごめんなさい。この人が悪いんです」
 倉木が俺に責任を押しつける。確かに事実なので俺はふんぞり返ることにした。
「それだけじゃないだろ、誰が浮き世離れの根暗な虐められっ子だ」
「うわ! 全部聞こえてる。なんて地獄耳」
 倉木が意味もなく耳を塞いでいる。
「俺たちのことは気にしないでくださいよ」
「なんだと」
 俺は特に釈明する気はなかった。尾鳥先生の無事さえ確認できればそれ以上の邪魔をする気はない。
「まあいいや、お前らが心配してるようなことはおきないよ。これやるから適当に食って帰っちまえ」
 井田が千円札を二枚、俺たちの机に置いた。急に倉木が目の色をかえる。
「すごい! 井田さんかっこいいです」
 井田は席に戻っていった。そのとき、俺の顔を意味ありげに一瞥した。
 俺が井田を目で追っていると、尾鳥先生も席に戻ってきた。表情が優れない。
 倉木が美味しそうに沢蟹を食べている。せっかく金が入ったので俺もつまんでみた。堅い殻をかみ砕くと、口の中に油が広がっていく。酒が欲しくなった。未成年だが。
「ねえどうする、このまま終わりまで見張ってるのも悪趣味じゃない」
「いや、これからが危ないんだ」
「そうかなあ」
「あいつ俺たちがなにもいってないのに『心配するな』っていってたろ、意識してる証拠だよ」
「うーん。そういわれるとねえ」
 二人がなにか、やりとりをしている。井田の地獄耳に習い、俺も耳を澄ませてみることにした。
 細かい会話は聞きとれない。ただ、井田が強がる尾鳥先生を、もう止めましょうと窘めている様子はわかった。
 すると突然、尾鳥先生が泣き出した。あたふたしながら井田がハンカチを差しだしている。
「私、駄目な女なんです。凄い期待されるとイヤっていえないんです。いつの間になにもかも変わってて、振り回された私は何もかわってないんです。お母さんにはもう私しかいないし、しっかりしなくちゃ駄目なんだけど、私はもういっぱいいっぱいで酒に頼るしかないんです」
 尾鳥先生は完全に泣き上戸になっていた。酔った勢いがこちらにまで伝わってくる。支離滅裂な告白だった。
「尾鳥先生、落ち着きましょう」
「言わせてください。本当は私に生徒を教える資格なんてないんです。みんな馬鹿だと思ってます」
「あなたはよくやってますよ。僕が保証します」
 井田が俺たちに向けてウインクする。余裕あるじゃないか。
「宇美川、イライラしてるでしょ」
 倉木のつっこみに舌を鳴らした。
 井田は酔いつぶれた尾鳥先生を連れて店外に出た。俺と倉木は他人の振りをする。
「二人とも外に出ちゃったね」
「いかん、後を追わないと」
 酔いつぶれた尾鳥先生をホテルに連れ込む井田の姿を想像した。冷や汗をかいた。
「心配しすぎだと思うけどなあ」
 倉木が呆れたように笑う。
 急いで会計を済ませ店に出ると、辺りはすっかり暗くなっていた。
「ああ!」
 俺は思わず叫んでいた。タクシーが発車して、あっという間に遠くにいってしまった。おそらく尾鳥先生はあれに乗っている。
 酔いつぶれた尾鳥先生を、井田の奴は家に連れ込んで……。
 不安が更なる不安を呼ぶ、俺はなんとか追いつく方法がないかと思案した。
「おい、馬鹿」
 平手で頭を軽く殴られた。振り向くと、呆れ顔をした井田悟がいた。
「あんた、なんで」
「なんでじゃないよ、俺は歩いて帰るよ」
 井田が口元に笑みを浮かべ、勝ち誇った顔をしている。取り越し苦労を笑われたのだろうか。腑に落ちない気分だ。
「ごめんなさいね井田さん。この子いつもこうなんですよ」
 倉木が向こうに寝返ったらしい。完全に俺が馬鹿の子じゃないか。
「いつもこうじゃ苦労するぜ。俺も人のこといえたクチじゃないけどな」
 井田がフッと笑う。
「尾鳥先生をホテルに連れ込むんじゃないかって、目を血走らせて心配してたんですよ。普通じゃないですよね」
「ちょっとそれも考えたけどな」
「殴るぞあんた」
 井田が「冗談だよ」と手を横に振る。
「それより宇美川君、気になったことがあるんだが」
「聞くだけは聞いてもいいですよ。答えないかもしれないけど」
 井田が「ふむ」と顎に手をあてる。
「君が尾鳥先生を想っているのはよくわかる。でも、恋をしているわけじゃない気がするんだ」
「え! そうなんですか、井田さん」
 倉木が目を大きく開いて驚いている。
 俺はこの時点で井田のいわんとしていることがわかっていた。どう返せばベストなのか、知恵を巡らせていた。俺の秘密に関わることで、できれば誰にも知れず墓までもっていきたいのだ。
 井田は「俺だってわからないけどさ」と前置きして続ける。
「ただね、俺にも姉がいるからわかるんだが、宇美川君が尾鳥先生をみる目が、まるで姉を心配しているようにみえてね」
「えっ、まさか二人は……」
 俺は倉木の頭を「んなわけねーだろ」と小突いた。
「尾鳥家と宇美川家は縁もゆかりもない、ただの他人ですよ」
「でも……じゃあなんで?」
 倉木がしつこくきいてくる。確かにこの場合、なんらかの答えが必要だろう。
「きかせてくれないか、宇美川君」
 俺は言葉に窮し、夜の街に目を向ける。いろんな色がチカチカと光っていた。一時期、商店街は寂れて夜も真っ暗だったが、ここにきて勢いを盛り返していた。
 俺もあんなものでいい。なにを成さなくても、生きている限り誰かにみてもらえれば。
「俺はね、尾鳥先生が必死で頑張ってるのをみるのが好きなんですよ」
 井田は真摯な目つきで俺の言葉をきいている。
「あの人は頑張り屋で、自分を犠牲にして生徒を守る人です。学園祭の時も全部背負ってくれました。でもね、そうじゃなかったとしても、俺はあの人をみていたいと思うんです。そういう存在でありたいんです。これが答えじゃ不満ですか?」
 自分でもこれじゃわからないだろう、と思った。これ以上しゃべる気はない、とも思っていた。
「不満はないよ、君が一生懸命話してくれたのが意外なくらいだ」
「そうですか」
 井田が苦笑して鼻をかじる。倉木は俺と井田の顔を交互にオロオロしながらながめていた。
「今日尾鳥先生は泣いていたな」
「俺はみましたよ」
「ふむ」
 夜風が強くなっていた。顔が冷えると心も冷える。冬もそう遠くないと感じた。
 井田が意味ありげに、うんと頷いた。ポケットから黒い入れ物を取り出して、俺に一枚の名刺を差し出した。白地に名前と連絡先だけ書いたシンプルな名刺だった。
「何かあったら連絡くれよ、力になるから」
「俺はもうこれっきりにしたいんですけどね」
 ぼやきつつ、俺は井田の名刺を受け取った。
「じゃ、帰るわ。君らも道中気をつけて」
 井田は駅の方に向かって去っていった。俺はその姿をしばらく眺めていた。
 その日は倉木を家に送り届けた後、日付がかわる頃に帰宅した。疲れたはずなのに、布団の上で長いあいだ眠れなかった。

 次の日、俺は倉木と一緒に登校路を歩いていた。
「昨日のことだけど、あたしなんかはぐらかされた気がする」
 倉木が不満そうに頬を膨らませている。
「昨日のことは忘れてくれ、俺は眠くて仕方ないんだ」
 本当に眠かった。午前中の授業は机で仮眠をとりたいところだ。
 だが教室に入ってすぐに、眠っている場合ではないことを思い知らされた。誰が描いたか、昨日の「デート」について黒板全面に特集されていた。尾鳥先生のことではない。俺と倉木のことだった。先生を尾行していた俺たちもまた、みられていたのか。
「おい、てめえらふざけんな」
 男子たちが口笛を吹いて囃す。頬を赤らめている倉木、目を赤くして抗議の視線を送る女装男子……。その直後だった。
「おはよーございます!」
 尾鳥先生が勢いよく教室のドアを開ける。最悪だ。
 クラスの馬鹿どもの落書きには肝心な尾鳥先生のことは抜けている。しかし俺と倉木が最後に居酒屋に入ったことはしっかり描かれていた。ばれるではないか。
「先生出てって!」
 倉木が必死に尾鳥先生を押しとどめる。
「なにをするんです!」
「いいから! 宇美川早く消してよ!」
 俺は全力で黒板消しを上下右左と動かす。馬鹿笑いしているクラスメイトたちに殺意を抱くのだった。
 今日も先生を中心に、うちのクラスは回っていた。
 こんな日々もいつかは消える。必ずなくなる。
 だが、みてきた物、きいた物、みんなには全部残っているはずだ。
 俺はもう十分生きたと思いつつ、自分なりに与えられた役割をこなしていきたい。たくさんの夜景に映る一つの光のように、誰かが綺麗だと思ってくれればそれで良いのだ。
 コン、と額にチョークが当たる。どうやら眠っていたらしい、尾鳥先生が口を曲げ、俺に抗議の目線を向けていた。さすがダーツの達人である。
 そうという間に眠気がまた襲ってきた。せめて次の授業まで起きていられたらと思う。俺は半目を閉じながら、ぼんやりと粉の残った黒板をながめていた。(了)

母が突然花見に行きたいといいだした。
花見といっても、公園を車で回るだけである。三十分とかからないだろう。
うちの母親は問題は多々起こすが、自分の楽しみを主張することは珍しい。
あまりに些細なことだったので、付き合うことにした。
四月のはじめだが、風やら雨で大分桜が散っている。それでも五分くらいは残っていた。
それなりに楽しんでもらえたのだろうか。

今日は一日中雨だったので、図書館にも行けず、家で本を読んでいました。
ちゃんと八時半には起きているし、その後眠くもならないので、生活習慣は維持できています。
ごーや先生から教えてもらった大人のラジオ体操をやってみたのですが、これは効果てきめんです。1セットやっただけで身体が締まった気がしました。毎日やります。

今日は酔っぱらい先生に今後の相談をしにいった。
今までの頑張りを褒めていただいた上で、善処策を一緒に考えてもらった。
まだはっきりとしたことは書けないけれど、だらけず、なるべく外に出るようにするべきなので、
それを考慮して計画を立てていこうということになった。
夜は22時半には寝て、朝8時半に起きれば10時間寝れることになる。さすがにそれだけ寝れば
十分だろう。あとは外に用を作るべきか。
とりあえず詳細な計画表を作ってみようと思う。

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