佐藤友哉の小説にデンデラという小説があります。去年映画も観ました。
姥捨て山の話なのですが、生き残った老婆たちが集落を作っていたというトンデモ展開です。
主人公がデンデラにたどり着いたとき老婆の数は五十になっていて、今こそ自分たちを捨てた
子供たちを皆殺しにして一大勢力を作ろうと意気込んでいます。
とまあ、この初期目標は達成されると話が終わってしまうので、別の展開が待っているわけですが。
映画だと独自のエピソードがあり、話の大筋とはまるで関係ない、孤独な老婆の老いを感じさせるシーンがあります。どんなに平和で、どんなに物に満ちていようとも、老いだけは隠せない。
今でこそ色々な考えはありますが、やはり老いというのは悲しいものではないのか、と思わされました。それもたいていの姥捨て老人はデンデラにすらいけなかったのですから。
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